🤸ストレッチ
20分
💡 なぜストレッチから行うのか:発声はスポーツと同じで、筋肉を常に反応しやすい状態にするため
-
▶体のひねり:足を広げ膝を曲げ、両手で膝を内側から押しながら肩を内側に入れる
-
▶肩のストレッチ:肩を前、上、後ろで伸ばす
-
▶首のストレッチ:首を横に倒す、首を抑え斜めに倒す、首を回す
-
▶顎を落として口を大きく広げる
-
▶口を大きく広げて、口角を〈外側⇄内側〉に
-
▶舌を口の中で回す:舌先ができるだけゆっくり、遠くを回るように
※ 口を大きく開けるので、顎関節症に注意。また、顎先が首に近づかないように(気道確保のため)
※ ストレッチの最中は呼吸を止めないことが重要です。呼吸を止めると筋肉が緊張し、ストレッチ効果が減少します
※ ストレッチの順番は体の中心から、歌うために重要な小さな筋肉に近づいていくことが大事です
🫁ブレストレーニング
15分
💡 なぜブレストレーニングが必要なのか:声を出すのに最も重要なのは、息が自在に操れること。逆に言えば、息が思い通りに使えないということは思い通りの声が出ない、ということです
※ ブレストレは過呼吸によりふらつく可能性があるので、座って行うなど十分に注意してください
-
▶スッ・スッ・スー:リズムよく行い、体の中でブレーキがかからないようチェック!
-
▶息を4拍、8拍、12拍で伸ばす:息の強さが一定で、それぞれの長さでちょうど息を使い切ることを目指す
-
▶クレッシェンド、デクレッシェンド:息がブレることなく徐々に大きく(小さく)なることを目指す
🧠脳のトレーニング
10分
💡 なぜ脳のトレーニングが必要なのか:歌を歌うには、同時にたくさんのことを処理できることが重要です。一つ一つは簡単、でも同時に行うのは難しい。うまくいっている時はどんな頭の状態かを探していきましょう
※ このトレーニングは座って行います。体力の回復も兼ねているので、リラックスして取り組みましょう
-
▶グーチョキパー:常に右手(左手)を勝つようにリズムよく変える
-
▶三角形、四角形:右手で三角形、左手で四角形をリズムよくつくる
-
▶後出しジャンケン:「ジャンケンポンポン」のリズムから遅れないように、思考を止めないことが重要です
-
▶手足広げジャンプ:腕は開・閉、開・閉…、足は開・開・閉、開・開・閉…のリズムで
🎵発声
10分
このワークショップでのキーポイントは4つ:
💡 今回のテーマは①息の通り方:リップロールで息の通り方を確認し、体の中のブレーキを取り去る練習
-
▶リップロール(唇をブルブルと震わせる):唇が乾いているときは振動が起こりにくい
※ リップロールはとても有用ですが、口呼吸になり、さらに息をたくさん使うため喉が乾きやすいという欠点もあり
※ 息が減ってしまうところでリップロールは止まってしまいます
※ 顎の力を抜くため、一定の息を送るために最も重要なトレーニングの一つです
🎤歌唱
40分
リップロールなどを利用し、まずはブレーキのかからない声を目指しましょう
※ 声が出しにくいところがあったら…
①リップロールで練習
→
②「あいうえお」の母音だけで練習
→
③歌詞で歌う
-
▶前奏や間奏など歌っていない時の表情も大切です
-
▶楽譜を見る時の顔の向きなどでも、息や声をブロックします。いつもいい状態を探しましょう
🏠ご自宅では…
声に関してはリップロールの練習を中心に可能なことを無理なく行っていただけるといいと思います。そして、Youtube等でオリジナルの音楽を何度も聞き直してみてください。それによって今後のトレーニングがスムーズに進みますので、毎日少しずつ挑戦してみてください。
📌その他
-
▶ワークショップ中は適宜水分補給を行ってください。声帯の健康維持のためにも重要です。
-
▶アンコールに「小さな世界」を歌う可能性があります。
-
▶「さんぽ」「君をのせて」「にじ」の楽譜のダウンロード期限は6/30までです。まだの方はお早めに。
-
▶「コンパス・オブ・ユア・ハート」の楽譜はダウンロードできませんので、ご了承ください。
-
▶参加者の皆様には、一般チケットを1割引でお譲りいたします。ぜひ、チケットの販売にご協力ください。
-
▶ご質問などがあればメールでも直接でもお知らせください。ワークショップ内、または、メールにてお答えいたします。